祐さんと僕

昨日、正式にDEAD ENDのオフィシャルサイトでギタリストの足立祐二さんがお亡くなりになられたのが発表されました。

各方面で沢山のお悔やみの言葉が発表されてるのを見ると、影響力の大きさを今更ながら痛感します。

僕が高校生の頃、日本のバンドで一番好きだったのがDEAD ENDです。
今、第一線を走ってるアーティスト達にも多大な影響を与えた凄いバンドです。

DEAD ENDの曲は沢山コピーしました。ギターの祐さんのフレーズやビブラートが大好きでした。祐さんは僕のギターに多大な影響を与えてくれました。

しかしDEAD ENDはデビューから4年程で解散。伝説のバンドとなってしまいました。
祐さんも耳を悪くされたとかで音楽活動を休止していました。

そんな伝説となった憧れの祐さんと、今から約15年前程に知人を通じて知り合う事ができたんです。

そこからしょっちゅう一緒に飲みに行ったり、家に招いてもらったり、僕なんかにとてもやさしく仲良くして下さいました。ホントに至福の時間でした。

僕が企画したライブにもよく出演もしてくれて、初めて目の前で音を聞いた時の衝撃は忘れられません。指が早く動いたり色んな音使いが出来るギタリストは沢山いますが、あんな音を出す人は他には見たことがないです。圧倒的な出音でした。

そして祐さんは本格的な音楽活動再開やDEAD END再結成の為、大阪を離れ東京に行かれました。それからは頻繁に会う事はできなくなりましたが、それでも大阪に来た時にはいつも声をかけてくれて、ご一緒させてもらってました。

僕が初めて教則本を出版して見てもらった時に「凄いな〜！」と褒めてくれたのはホントに嬉しかったです。

最近はあまりお会いできてなかったんですが、亡くなる3日前にメールをしてて8月にまた会おうって約束してた所での訃報でした。そのメールが最後となってしまいました。

祐さん早すぎますよ、、、　もうあの圧倒的なサウンドは聞けないんですね。
もう笑かしてくれないんですね。　残念で仕方がないです、、

祐さん本当にありがとうございました。
安らかに眠って下さい。